混迷亭日乗 Editor's Diary

2月28日

今朝7時半頃、晴れているのに雨が降り始めた。狐の嫁入りのようなこぬか雨ではなく、またたくまに路面が黒くなった。しかし、上の空は晴れている。
8時過ぎ、港島トンネルのある方向から北西の空にかけてみごとな虹がくっきりとかかった。自転車に乗りながら思わずみとれてしまう。頬は冷たかったけれど、早春の匂いがしたようだった。

内田ゼミのNさんから、マドンナの「the Conffssional Tour」のDVDが送られてきた。1月の聴講打ち上げのときのひとこと、「マドンナはいいよね」が効いていたようです。
2時間ぶっつづけのショウ、2度見て聞いて、十分に堪能した。シンガー&ソングライター&ダンサー&アスリートだということがよくわかる。思わず20年前のデビュー当時の思い出が蘇る。
Nさん、ありがとうございました。誕生日プレゼントだと勝手に受け止めさせていただきます。

荒川洋治「忘れられる過去」。詩や書物や文学に関わる短い随想が74篇。短いにも関わらず、鋭い批評の眼が輝いている。今年のH大での講義のきっかけになりそうな題材が豊富だった。


2月25日

金曜夜の「隠し剣 鬼の爪」(藤沢周平原作 山田洋次監督)をテレビで再び見る。
細部まで目がいって、また新鮮な思いで楽しめた。

24日、週末ランはHATへ1時間走。
残りは読書と洗濯と古本屋。つげ義春の分厚い「夏の思いで」、神谷美恵子の「生きがいについて」、志村ふくみ・宇佐見圭司の「一茎有情」(単行本)をあわせて¥1700で購入。
57回目の誕生日、寿司にて女房殿と娘と夕食。一番好きな赤貝をいただく。至福のひととき。

今日、JTU公認審判員試験をパス。ひたすら読書。読んでいるのは、橋本治の「江戸にフランス革命を」。89年の刊行なんだけど、バブル時期さなかの、あの時点での彼の慧眼に、感銘を受ける。グローバリズムもIT革命も来ていない時期に、ひたすら江戸をみつめていたことに。

横浜国際女子駅伝があったのだが、もはや国際駅伝を行う必要があるのだろうか? 7ヶ国しか参加せず、しかもそのうち半数は一流選手ではない。地域選抜あわせて14チームでは、国際EKIDENの妙味が伝わらない。エキデンがなかなか浸透しないのは、長距離がチームプレーという感覚が心底理解されないからかもしれない。


2月21日

20日。アクセスではついていなかった松山行きだった。
まずは飛行機の乗り遅れ。でがけの電話が長引いたのが直接の原因だが、それでも1時間半前には出なくてはいけない。伊丹で2時間待ちぼうけ。

「坂の上の雲ミュージアム」内覧する。映像がコンパクトで迫力もあってよく出来ている。明治という時代の匂いと、安藤忠雄の設計とのマッチングはなんともいえない。司馬遼太郎記念館の設計者だから白羽の矢が立ったということなので、一度、行ってみなくては。
マドンナ大使の発表は手慣れたものだったのだが、やはり、追加文が増えたので、45分は長すぎるのかも。しかし、自分で言うのもなんだが、124枚のスライドはやはり飽きはしない、と思う。

全日空ホテルでの意見交換会では、松山市長が出席、観光キャンペーンなので、東京・大阪のお客さまに対し、最後の最後までつきあっていたのが印象的。若くて行動的な市長とお見受けした。おしゃべりも上手、である。
愛媛のローカル大会である中島トライアスロン大会への一層のご支援をお願いする。

経費節減ゆえ、帰りはJR松山駅発の2240発、0510着の深夜バスとあいなった。後で気付いたら、乗り場は大街道でも良かったのだった。なぜなら、夜のJR松山駅周辺は寂しいもので、どうもいよてつ松山市駅周辺のほうが繁華のよう。適当な店が見当たらず、なぜか喜多方ラーメンを食べる羽目に。そこも9時半でおしまい、駅の待合室で、本を読んでバスを待つ。乗り込みはやはり若者が多く、神戸でおりたのは2人だけだった。残りは大阪と京都。
やはり、熟睡はできはしない。切れ切れの睡眠に、今日は早めに引き上げた。


2月19日

バレンタインデーの週間だったので、おくればせながらのお礼状を書く。誰とは書かないけれども、二人とも、手製の書状であったことは、すごいこと。贈り贈られの関係ではあっても、それだけの時間をかけてくれたので、ただ、その気持ちが嬉しい。


2月18日

今回の芥川賞受賞作・青山七恵「ひとり日和」を読む。若いのにうまいなあ、という感想はもう通用しない。若くてもうまい、のだ。
でもね、読んでよかったなあ、と感じることはできない。石原慎太郎や村上龍が激賞するのがヘンだと思ってしまう。

それにひきかえ、藤沢周平の「未刊行初期短編集」は、荒削りで、活劇調のもののおさまりすぎやパターン化した女性の人格像が見られるも、やはり身につまされるような切迫性が感じられる。


2月17日

ごぶさた。6日の日記のように、推薦したら、それからが心理的に重い負担がやってきた。執行部は別の人間を推薦してきたのである。他者の推薦があるとは想定外だったらしい。それからが、人事の問題なので、何度も関係者とやりとりがあって、昨日の理事会で決着。ふーっと疲れました。

8日。置塩医院。やはり、お正月に薬が切れていたせいか、血糖値180台、a1c6.5%に上昇。注意するように。

10日。亡父の18回忌(本当は11日)、母・妹宅にてお寺さんの読経をいただく。親族集合。それから西区の墓苑にて墓参。帰りに、性海寺からグリーンピア三木にたちより、夕食は、北区の次姉宅で、博多の長姉提供のフグのフルコース。たらふく馳走になる。理由あって、博多では冬はフグがいやほど来るのである。きわめて美味なり。

11日。午後、グリーンピア三木のJTU指導者養成講習会に顔を出し、夜の意見交換会への調整を依頼して、引き上げ、女房殿とともに有馬温泉へ。
旅館料理をいただき、福岡の義兄と仕事やらエネルギー問題、会社のSCRなど、話し込む。
暖かい冬の有馬であった。

12日。朝風呂を浴びる。露天の金泉(赤茶色でしょっぱい)につかり、立て札を読むと、虫も葉っぱも入浴が好きなので、すくってほしいと、小さな網が用意してあった。
午前中にお開き。私だけ、有馬に残り、街を歩き、写真を撮る。「神戸からのメッセージ」次号のデータである。
18年前、企画実施した有馬でのシンポジウムを思い出す。あの頃からすると、随分、有馬も努力していることがわかる。昼間の客、しかも若い人たちも多くなったのだ。
1時間に1本のバスで、直接三宮まで帰る。目の前の座席で神戸観光に来た中国人(台湾? 香港? 大陸?)若者カップルのいちゃつきに、今を感じる。

14日。友人のT社のNさんに、新店のロゴ案を提示しながら、協会の事務局移転についていい案はないかを相談。

16日。有馬の原稿を仕上げ、兵庫県優秀スポーツ選手賞の受賞会場、県立体育館に立ち寄り、その足で新神戸に向かい、東京へ。
三鷹での地域ブロック理事の意見交換会へ出席。10名のうち、7名が出席。主に会員、審判員登録について協議する。終了後、懇親会。満席、満席で4軒目でようやく席がある店になった。東京はスゴイと衆目一致。

17日。息子がかえってきたのは、朝あけどきか? 2週間ぶりに朝、石神井川沿いの城北公園までジョグ。渋谷のカフェで朝食。その後、5時半まで理事会。実質、最後の出席となる。いいたいことは言って、おさらばだ。
終了後、地域ブロック理事を中心に執行部と新年会。
雨の東京、であった。
明日は30000人の東京マラソン。ちなみに理事4人が応募し、当選は東京の一人だけだったらしい。歴史に残るマラソン大会だ。実現したのは、悔しいけれど、石原都知事の力なのだろう。


2月6日

春のような陽射し。雪がない、水がない、菜の花が咲いた。桜が咲いた。
ン、こんなことでいいんだろうか?

2007年度のJOCのトライアスロン専任コーチ(制度がある)に、シドニー、アテネのオリンピアンの二人を推薦する。もちろん、JTUの理事会の承認を得なければならない。
世間からみればマイナースポーツのトライアスロン、オリンピアンのしごとの受け皿が少ないのは、他のマイナー競技と同じ。せっかくの能力を活かす場をつくれていないのが残念だ。


2月4日

朝ゆっくりとメイと散歩していたら、HTAの理事会(次年度役員選考)であることを思い出し、あわてて会場へ。30分の遅刻。
事務局長が退任、理事長も退任の意志を表明したが、事務引継も大変なので、この一年を過渡期として、来年から事務局の移転に備える。したがって、理事長ももう一期留任していただくことに。私も、いつ辞任してもいいように、みなさんに準備だけはお願いする。

ナガサワまでトレペを買うためにジョグ。往復6kmでお茶をにごす。体重は63kg前後で安定。食事の量が減っているのは確かであるが、このところ体重は安定しているようだ。
内田先生の新著『下流志向』(講談社)を読了。最後に先生の今後の方向性が述べられている。内田私塾のようなもの、中間共同体の形成を芦屋で築くことだ。そのなかに入れてもらうことを念う。早い話、壮大なる寺子屋、である。


2月3日

昨日が満月だったようで、今日も明るい。
節分。二年ぶりに、押部谷の性海寺での鬼払い星供養儀式に参列。本堂において護摩を焚き、炎のもとで、般若心経を念じる。住職のTさんは、いつもこの行のために一週間の断食を遂行する。ただでさえ、痩せているのに、今回は53kg→48kgになったそうである。
法話では、眠る前に、満月をイメージしてください、と。月や星を見ると、遠くを眺めることになり、こころを落ち着かせるので、ふと立ち止まってみることの大切さを説く。
帰宅後、一緒したFさんたちと遅い夕食。


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